糖化とは?慢性化する前に・・・
2025.04.05
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**糖化(とうか)**とは、体内でたんぱく質や脂質が糖と結びつき、最終的に「AGEs(終末糖化産物)」と呼ばれる老化物質が生成される現象です。これは「メイラード反応」とも呼ばれ、料理でいうとパンの焼き色や肉の焦げなどと同様の化学反応が、体の中でもゆっくりと進行します。
糖化は、体に悪影響を及ぼす原因の一つとされており、老化や生活習慣病に深く関わっています。AGEsはコラーゲンなどのたんぱく質と結びついて硬化させ、しわやたるみの原因となるだけでなく、血管や骨、臓器にもダメージを与えます。特に糖尿病では血糖値が高いため、糖化が進行しやすく、合併症の一因とされています。
糖化を防ぐには、血糖値の急上昇を抑える食生活が重要です。具体的には、甘い物や白米・白パンなどの精製された炭水化物を控え、食物繊維を多く含む野菜や全粒穀物を先に食べる「食べる順番」に注意することが有効です。また、過度な加熱調理(揚げ物や焼きすぎた料理)もAGEsを含むため、蒸す・煮るといった調理法も勧められます。
さらに、適度な運動や十分な睡眠、抗酸化作用のあるビタミンCやEを含む食品も糖化対策になります。糖化は見た目だけでなく、体の内側から老化を進める要因なので、日々の生活習慣で意識して防ぐことが大切です。
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