冬のバテに!
**補中益気湯(ほちゅうえっきとう)**は、エネルギー不足(気虚)や体力の低下を補う効果があり、特に疲労感や虚弱体質、冷え症などに用いられる漢方薬です。以下に詳しく解説します。
効果・効能
1. 気力・体力の補充
「中(胃腸)」の働きを助け、消化吸収を高めることで全身のエネルギーを補います。慢性的な疲労感や倦怠感に効果的です。
2. 体を温める
体内の巡りを改善し、冷えを取り除く作用があります。特に手足の冷えや寒がりに適しています。
3. 免疫力の向上
気虚を改善することで、免疫力が強化され、風邪を引きやすい人にも効果があります。
4. その他
食欲不振、めまい、胃下垂、貧血、産後の疲労回復にも用いられます。
構成生薬
補中益気湯には以下の生薬が含まれています:
• 人参(にんじん):エネルギー補給、消化促進
• 黄耆(おうぎ):免疫力強化、疲労回復
• 白朮(びゃくじゅつ):胃腸の働きを助ける
• 当帰(とうき):血行促進、貧血改善
• 陳皮(ちんぴ):胃腸の調子を整える
• 柴胡(さいこ):ストレス緩和、肝機能向上
• 生姜(しょうきょう):体を温める
• 甘草(かんぞう):調和作用
適応する体質
• 胃腸が弱い
• 疲れやすい、気力が湧かない
• 冷え性
• やせ型や虚弱体質
注意点
1. 体質に合わない場合
補中益気湯はエネルギーを補う薬なので、熱っぽい人やのぼせやすい人には合わないことがあります。
2. 副作用
稀に胃の不快感や軟便が起きることがあります。気になる場合は服用を中止し、医師に相談してください。
3. 医師や薬剤師に相談
他の薬を服用している場合や持病がある場合は、専門家に相談してから使用しましょう。
日常での取り入れ方
補中益気湯は顆粒タイプで市販されています。朝夕の食前または食間にお湯で服用すると効果的です。
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