インナーマッスル💪について
2025.05.12
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体の深層部に位置し、骨格に近い部分にある筋肉群のことで、体の安定性や姿勢の維持、スムーズな動作に非常に重要な役割を果たしています。
具体的には、以下のような筋肉がインナーマッスルとして知られています。
- 体幹のインナーマッスル:
- 腹横筋(ふくおうきん): お腹をコルセットのように包み込み、体幹の安定性を高めます。
- 多裂筋(たれつきん): 背骨の安定性を保ち、姿勢を維持するのに役立ちます。
- 横隔膜(おうかくまく): 呼吸に関わるだけでなく、体幹の安定性にも貢献します。
- 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん): 骨盤内の臓器を支え、排泄機能などにも関わりますが、体幹の安定にも重要な役割を果たします。
- 肩関節のインナーマッスル(ローテーターカフ):
- 棘上筋(きょくじょうきん)
- 棘下筋(きょくかきん)
- 小円筋(しょうえんきん)
- 肩甲下筋(けんこうかきん)
これらの筋肉は、肩関節の安定性を保ち、腕を様々な方向に動かす際の微調整を行います。 - 股関節のインナーマッスル:
- 腸腰筋(ちょうようきん): 大腰筋と腸骨筋からなり、股関節を曲げる主要な筋肉ですが、骨盤の安定にも関わります。
- 深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん): 梨状筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋などがあり、股関節の安定と外旋動作に関わります。
インナーマッスルの重要性: - 体の安定性向上: 深層部の筋肉がしっかりと働くことで、体の土台が安定し、バランスを保ちやすくなります。
- 姿勢の改善: 正しい姿勢を維持するためには、インナーマッスルの働きが不可欠です。
- スムーズな動作: 関節の動きを滑らかにし、効率的な体の使い方をサポートします。
- 怪我の予防: 関節や骨格を安定させることで、スポーツや日常生活での怪我のリスクを軽減します。
- パフォーマンス向上: スポーツにおいては、体幹や各関節の安定性がパフォーマンス向上に繋がります。
インナーマッスルを鍛えるには:
アウターマッスル(体の表面に近い筋肉)を鍛えるような高負荷なトレーニングではなく、体幹を意識したゆっくりとした動作や、バランスを取るようなトレーニングが効果的です。 - ピラティス
- ヨガ
- 体幹トレーニング(プランク、サイドプランクなど)
- バランスボールやバランスディスクを使ったトレーニング
インナーマッスルは、意識しにくい筋肉ではありますが、体の機能にとって非常に重要です。日々の生活の中で少し意識して動かすだけでも、その効果を実感できるはずです。
何かさらに知りたいことや、特定のインナーマッスルについてもっと詳しく聞きたいなどありましたら、遠慮なくお尋ねくださいね。
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