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こむら返りの電解質の乱れって?

2025.09.10 ブログ

電解質の乱れっていうのは、体内のイオン(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)のバランスが崩れて、筋肉や神経の「電気信号のやりとり」がうまくいかなくなることを指します。

具体的には:

ナトリウム(Na⁺) 細胞の外に多く存在して、神経や筋肉が「興奮」するスイッチ役。これが足りないと信号伝達が弱くなるし、多すぎても異常な興奮が起きる。 カリウム(K⁺) 細胞の中に多くあるイオンで、筋肉が収縮したあと「元に戻る」ために必須。少なくなると筋肉がうまくリラックスできなくなり、けいれんを起こしやすい。 カルシウム(Ca²⁺) 筋肉が縮むときに実際に「引き金」を引く役。これが不足すると筋肉がうまく動かないし、逆に異常に細胞内に流れ込むと痙攣につながる。 マグネシウム(Mg²⁺) カルシウムの動きをブレーキする役割。足りないとカルシウムが暴走気味になって、筋肉が過度に収縮 → こむら返りが起きやすい。

まとめると、「電解質の乱れ=信号のスイッチ(Na⁺、K⁺)とアクセル・ブレーキ(Ca²⁺、Mg²⁺)の調整ミス」で、筋肉が縮みっぱなしになるイメージです。

💡イメージしやすいようにいうと、楽器のチューニングがズレたまま演奏してるようなもので、音が不安定になる=筋肉が勝手につる、みたいな状態ですね。

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