チャーハン症候群
2026.05.28
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「チャーハン症候群」は正式な病名ではなく、セレウス菌(Bacillus cereus)による食中毒の俗称です。英語では “Fried Rice Syndrome” と呼ばれます。特に、作り置きしたチャーハンやパスタ、ご飯ものを常温放置したときに起こりやすいことで知られています。
どうして起こるの?
セレウス菌は土や穀物に普通にいる菌で、米にも付着しています。
問題はこの菌が作る「芽胞(がほう)」という超タフ形態です。
- 炊飯や炒め調理でも生き残ることがある
- 常温で放置すると増殖
- 毒素を作る
- その毒素は再加熱でも壊れにくい
というのが厄介な点です。
特に危険なのは:
- 作ってから何時間も放置したチャーハン
- 前日のご飯
- 常温放置したパスタ
- 大鍋のピラフや焼きそば
など。
症状
主な症状は:
- 吐き気
- 嘔吐
- 腹痛
- 下痢
です。
「嘔吐型」は食後30分〜6時間くらいで急に来ることが多いです。
多くは1日程度で回復しますが、まれに重症化例や死亡例も報告されています。
よくある誤解
「再加熱したから安全」
これは危険な勘違いです。
菌そのものは減っても、すでに作られた毒素が残る場合があります。だから「温め直したからOK」とは限りません。
「匂いが平気だから大丈夫」
セレウス菌は、腐ったような臭いが出ないことがあります。見た目や匂いでは判断しづらいです。
予防法
かなりシンプルです。
- 作ったら早めに食べる
- 放置しない
- 保存するならすぐ冷蔵
- 大量調理後は急冷する
- 冷蔵でも長期放置しない
特に夏場は要注意です。
ご飯を炊飯器で長時間「ぬるい保温」にしている状態もリスクになります。
ちなみに「チャーハン症候群」という名前ですが、チャーハンだけ悪者というわけではなく、炭水化物系の作り置き全般で起こります。パスタ案件もかなり有名です。
※watterより画像抜粋
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